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ストレス気質テスト

人間の人格のコアとなる3つの人格気質があり、それぞれの特徴の強弱を決めるのはストレス気質である。

人格気質

循環気質（ヒーロー・ヒロイン気質）

　日本人全体の約20％が該当する気質。基本的に目立ちがり屋で明朗、ユーモアがあり快活、社交的であり。周りに認められたいという思いがこうした性格となる。一見強気に見えるが他人から嫌われることを恐れる気の弱さがあり、本質は寂しがり屋で孤独を嫌う。そのため自分に都合が悪くなると嘘をつくこと、また物事を大げさに表現するなど情報を操作すること、本心とは裏腹のおべっかを使うことなどを人間関係の潤滑油ととらえる。
　一方的にしゃべりすぎて知らず知らずのうちに相手を傷つけることがあるので注意。また他人からは傲慢にみえるので、人に感謝したり、感謝の気持ちを表すことが大切。
　神経伝達物質の内、興奮物質に関係する遺伝子を持っていて、人に褒められるとそれが嘘でも喜んで生きる活力としている。

粘着気質（オヤブン気質）

　日本人全体の約20％が該当する気質。会社の経営者など組織のリーダーに多くみられる気質。単純明快で我慢強く几帳面、融通が利かないところがある。秩序を乱すことを嫌い、何事も筋を通そうとする。思考がゆっくりモードで細かいところには気を散らさない落ち着きがある。上下関係を大切にし義理堅く人を裏切らないので人の信頼は厚い。
　安定や秩序にこだわりすぎないようにして、自分の意見が通らないところには深く関わらないことが大切。礼儀を重んじるタテ関係の中でお互いの役割がはっきりした人間関係を保つ方が心の安定を保てる。
　興奮物質と同時に自信を高める神経伝達物質と関係する遺伝子を持っているので落ち着きがある。

自閉気質（マイペース気質）

　日本人全体の約60％が該当する気質。人にどう思われているかより自分はどう思うかが重要ないわゆる職人気質。嘘をついたり人をだますことはもちろんお世辞を言うことさえできなくて、利害や規範にとらわれず本音で関わろうとするが、感覚が繊細で他者の気持ちを敏感にくみ取るので人の影響を受けやすいところがある。他人に認められることを避け自分が満足できる生き方を模索する。だから自分の世界に興味を持ちすぎて他の世界への鈍感さがあり、自分の世界観に独自性を保てなくなると情緒不安定となる。
　自分の思いをはっきり表現することが大切。ただし競争社会には不向きなので独自性を保つことに集中できる環境が好ましい。
　心の落ち着きをつくり出す沈静物質と関連する遺伝子と、自分で自分を満足させることで快感物質が出ることに関係する遺伝子を持つ。

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